7月 工作「七夕風鈴」

7月の工作はプリンカップを使った「七夕風鈴」を作りました。 風が吹くと鈴が鳴り、部屋に良い音が響きます 工作の前に作り方の説明を行いました。 スタッフが説明のために前に立つと、お子さんはすぐにお喋りを止めてじっと待ってお話を聞く準備をしてくれます。 お隣のお友達がお話していると「今はお話を聞くんだよ」と、声をかけてくれている姿も見られました。 「好きな絵や文字、願い事を 風鈴に描ききます。 この風鈴、色々な人が目にする物なのです。」 「では質問です。好きな絵って何だろう?どんな絵でも描いて大丈夫かな?」 意見を求めるとサッと手が挙がりました。 「人が見て嫌だな、とか怖いな、っていうのは描かない方がいいと思う。」 「好きだからっていってもそれを見て嫌だと思う人がいる場合もある。」 など、色々な意見を出してくれました。 今回は導入の時間を少し長めに取り、人の気持ち、自分の気持ちを考えました。 みんなが大好きな工作を通じて、相手も自分も大切にできる気持ちがさらに豊かになればと思います。 みなさんじっくりお話を聞いて、たくさんの意見を出してくれました。 お話が終わると、作業開始です。 鈴の色は数種類準備していましたが 「ミドリがいい人は?」「ピンクがいいかな?」と互いに声掛けをして決めていきました。 欲しい鈴が重なってしまうと自ら「じゃんけんする」と仲よく選ぶ事が出来ました。 中学生のお兄さんは「ぼくは絵を凝りたいから、鈴は余った色でいいよ」と優しくみんなに譲ってくれていました。 限られたペンや色鉛筆を声かけあって使っていました 出来上がった作品について、どんなふうに見えるか、確認している姿が見られました。 しっかりお話が届いていました。 「曲面のカップは描きにくいのですが、上手に持ち、絵を描いていました 今回の工作は時間が終わっても、みなさん「まだやりたい」と集中して続きを行っていました。 玄関に飾ると、お迎えが来ると「ぼくが作ったんだよ」と少し照れた顔で作品を紹介していました。